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犬の歯みがきグッズ選びはよく考えて!
犬の健康のためには日常的な歯みがきが大切です。しかし最初から歯みがきが大好きな犬はあまりいないかもしれません。また歯ブラシで毎日歯みがきをするのは、飼い主にとっても大変です。そんな時に役立つのが歯みがきグッズです。歯みがきグッズは、人も犬も楽しく歯みがきをする手助けとなります。歯みがきグッズを選ぶ際に重要なことは、まず安全なグッズを選ぶこと。次に歯みがきに慣れている度合いに応じて適切なグッズを選ぶこと。上手にグッズを取り入れ、毎日の歯みがき習慣をつけましょう。

- ガーゼ(犬の歯みがき用ガーゼもあります)
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- 歯ブラシに進む前の入門編に。口元を触られることに慣れてきた犬に最適です。
- 指にガーゼを巻いて愛犬の歯をみがいてください。
- 水やぬるま湯、缶詰の汁をつけて使いましょう。
- 子犬や小型犬の場合は、綿棒などにガーゼを巻いて使用するといいでしょう。

- やっぱりこれが一番「歯ブラシ」
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- 細かいところまできれいにするには、やはり歯ブラシが最適。
- ガーゼに抵抗が無くなってきた犬には、歯ブラシの歯みがきが最適です。
- 初めてブラッシングする際には、ヘッドが小さくて毛が柔らかな歯ブラシを選んでください。犬用の歯ブラシもありますが、人間の子供用歯ブラシでもいいでしょう。
- 犬の歯みがきペーストも市販されていますが、歯ブラシを水につけるだけでも大丈夫です。人間用の歯みがきペーストは、発泡剤が含まれているので使用しないでください。

- おいしく噛んで歯垢を落とす「歯みがき専用ガム」
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- ガーゼや歯ブラシを嫌がる犬には歯みがき専用ガムがおすすめです。
- 噛んで歯垢を落とす設計と味わいで、愛犬が喜びながらしっかり歯みがきできます。
- 歯みがきのあとの仕上げとしても使えます。
- ガムを選ぶ際には効果が証明されていること、愛犬が喜んで食べるおいしさがあることを確認しましょう。

- 歯みがきおもちゃ
- ペットショップには色々な犬用のおもちゃがありますが、その中にはかじって遊んでいるだけで歯みがきになる歯みがきおもちゃもあります。例えば犬の大好きなビーフの香りがついた骨型おもちゃや、歯垢取りや歯茎強化に効果的なおもちゃなど。毎日の歯みがき習慣は続けながら、安全で犬が喜ぶものを取り入れてもいいでしょう。

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「歯の健康のため」と思っても、注意をしないと、逆に愛犬を傷つけることになってしまうこともあります。特に硬いものと飲み込みには要注意です。
硬いものに注意
犬の歯は、強いと思われていますが、実はそれほど強くありません。犬が一番使う歯(機能歯)は薄っぺらい形状なので、硬いおもちゃ・おやつをかじっていて、歯が折れてしまう(破折(はせつ))ことも多いのです。また、人間よりも歯のエナメル質が薄いので、歯と硬いものが長期間こすれあうと、歯の表面はすりへってしまいます(咬耗(こうもう))。そうすると強い痛みがするとともに、折れたり磨り減ったりしたところから雑菌が侵入してしまうこともあります。
歯が折れてしまうほど硬い牛のひづめや骨はお奨めできません。適切な弾力に設計されているおやつ・おもちゃを選びましょう。また、テニスボールやサッカーボールも咬み続けると歯をすり減らす原因に。飼い主は、愛犬が硬いものを噛み続けないように注意してあげましょう。
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- 破折(はせつ)
- 上あごの第4前臼歯が折れた例
(写真提供 藤田桂一先生)
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- 咬耗(こうもう)
- 上下の犬歯など全体的な磨耗が見られる例
(写真提供 藤田桂一先生)
飲み込みに注意
小さくて飲み込む危険があるものや長いロープ状のものも要注意です。ロープは遊んでいるうちに糸がほぐれて飲み込んでしまい、消化管に引っかかることも。
愛犬に与えるものは、飼い主さんがきちんと管理してあげましょう。
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フジタ動物病院院長。獣医師・獣医学博士。1985年、日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)大学院獣医学研究科修士課程修了。動物病院勤務を経て、1988年、埼玉県上尾市で開院。2000年、日本大学大学院獣医学研究科にて獣医学博士号を取得。日本小動物歯科研究会理事をはじめ、多くの学会、研究会の委員や評議員として活躍。





